新規獲得の方法は、お店の状況やサービス内容によって、それぞれにマッチした手法があります。
その中でどの方法が一番自分のお店に合うかは、トライ&エラーを繰り返しながら反応を探る必要があります。
しかし、まずはどのような方法があるのかを把握しておかなければ、自分のお店に合った方法を見逃してしまう可能性があります。
■新規来店促進
新聞折込広告チラシ、チラシポスティング、街頭手配りチラシ、DM、新聞広告、
雑誌広告、チンドン屋、地域誌(フリーペーパー、ミニコミ誌)広告、電話帳広告、
ラジオ、ケーブルテレビ広告、看板、のぼり、交通広告、パブリシティ活動、
イベント活動、インターネットプロモーション(HPのSEO・HPのUX改善、
SNSページ、ブログ、リマーケ、リスティング・メルマガ、アフィリエイト、
クロスメディア)など
■見込客獲得
オファー(特典)
資料請求、ガイドブック、冊子等をお渡しする際に個人情報を獲得
■紹介促進
口コミのしかけづくり、口コミ用ツール、会員間による紹介の仕組み作り、
WEBの相互リンク、イベントに友人・知人も招待(優待制度)など
新規獲得を目的にした広告の効果を高めるために、広告作成時にはお店の「地域名」と「サービス名」をセットで覚えてもらえるよう工夫しましょう。
例えば、「船橋駅前」の「美容室」+「オーガニックシャンプーがウリ」という場合。
こうした情報を広告や看板で発信し続ければ、消費者がそうしたサービスを必要としたときに、「あ、そういえば船橋駅前に美容室があったなぁ。オーガニックシャンプーも気になっていたし、行ってみよう」と思ってもらえるかもしれません。
また、「市川駅前」の「クリーニング屋さん」+「しみ抜きに自信あり」ということを発信し
続けた場合。
店名を覚えてもらえなくても「ワインのしみがついた白シャツ、どうしよう。そういえば市川の駅前あたりに、しみ抜きに強いクリーニング屋があったような」と思い出してもらうことで、「選択肢」に入れてもらえます。
基本的なことのようですが、お店の看板や広告からサービスの内容が伝わってこないようなデザインのお店も少なくありません。
「おしゃれさ」を求めるあまり、何屋さんか分からない状態になってしまうようでは、ニーズが生まれたときに選択肢に入れてもらえません。
消費者のニーズが生まれた瞬間を逃さないためにも、「地域名」と「サービス名」+「強み(特長)」を分かりやすく、繰り返し伝え続けましょう。