色の持つイメージが与える効果と心理的効果のあるチラシデザインとは
私たちの日常生活には、たくさんの色が溢れています。それぞれの色には特有のイメージや心理的効果があり、これらをコーポレートカラーや商品のイメージ戦略などに活用することで、人の感覚や感情に影響を与えることができるといわれています。それぞれの色が持つイメージや効果についてまとめましたので、商品告知やチラシ作成の際にぜひご活用ください。
年齢や性別によって変わる色の好みついて
一般に幼児は、彩度が高い純色を好む傾向にあります。その中でも男児は青や緑を好み、女児は赤系の色を好みます。男女共通で好まれる色としては、黄色、オレンジ色などがあげられます。
成長とともに男女の差は小さくなり、50歳前後では、純色よりも明るく淡い色を好む人が増えます。
年齢が上がるにつれて、刺激の少ない色を求めていくようです。
一般にいわれる幼児と成人の好きな色の順位
幼児
1位 黄色
2位 白
3位 ピンク
成人
1位 青
2位 赤
3位 緑
次に性別の特徴を見てみましょう。
一般に女性は明るく淡い色を好み、男性は暗く濃い色を好む傾向にあります。
これは、人類が進化する過程で男性は狩猟、女性が果実などを採取することから、女性は果実の色に似ている色に反応したのではないかといわれています。
このように年齢や性別によって、色の好みや傾向は変わります。訴求したいターゲットに合わせて使用する色を変えることで、商品の良さやメリットが伝わりやすくなるでしょう。
1位 黄色
2位 白
3位 ピンク
1位 青
2位 赤
3位 緑
一般に女性は明るく淡い色を好み、男性は暗く濃い色を好む傾向にあります。